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ごあいさつ

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ついに、始めてしまいました・・・。
『プロセス指向スクールカウンセリングの試み』ブログ。

フリースクールや教育相談、引きこもりの方への家庭訪問などの経て、スクールカウンセラーとして働き始めて10年。経験した学校は、高校1校に、中学校が10校。学区の小学校を合わせると、20校以上の学校に関わらせていただいたことになります。その間に経験したり、考えたり、学んだり、気づいたりしたことを形にしたいと思い始めてからずいぶんと時間がたってしまった・・・。

スクールカウンセリングの制度そのものも開始から15年以上が経ち、その間、様々な研究や議論がなされ、論文や学会発表、書籍も沢山あります。それでも(あたりまえですが)学校には今も沢山の問題や課題があり、スクールカウンセリングも試行錯誤が続いているというのが現状です。


私たちは機械ではなく、人間です。


その人間が主人公である学校は、ある意味で生き物であり、機械の故障を治すように問題が解決されないのはあたりまえだと言えるかも知れません。と言うより、たとえ一つの問題が解決されたとしても、生きている以上、日々、変化があり、私たちはその変化に戸惑います。

様々な人間がいる以上、起きて来る問題も実に多様だと言えますし、従って、カウンセラーのアプローチも多様なものとなるのが必然だと言えます。

そんな様々な理論や方法論、アプローチがある中で、私がここに記したいと思っているのは、タイトルにもある通り、「プロセス指向」のスクールカウンセリングの可能性についてです。「プロセス指向」とは、ユング派の分析家であるアーノルド・ミンデルが創始した「プロセス指向心理学」(もしくは、プロセスワーク)から取りました。その中身については、おいおい触れて行くことになりますが、私がこの言葉、あるいはこの心理学を支持しているのは「起きることにはすべて意味がある」という、問題、いや「世界」に対するその態度に魅力を感じるからです。

話が少し大袈裟になってしまいますが、私たち人間は、「問題」を見つけ、「原因」を探し、それを「除去」あるいは「矯正」することでこの社会を発展させて来ました。この能力はすばらしく、様々な「問題」に向かうときに今でも大変、有効だと言えます。一方で、私たちのこの態度は、過去には無かった様々な新たな「問題」を生み出すことにもつながっているということが近年、強く指摘されるようになっています。地球規模での環境汚染などはその典型だと言えるかも知れません。

このような、いわば「因果論的」なパラダイムを補完するような、新しいパラダイムが今の私たちには必要なのではないでしょうか。

それこそが最近のもっとも重要なキーワードの一つである、「ホリスティック(全体性)」なのだと思います。

ホリスティックの概念や定義を議論しようとすると、これまた大変なことになってしまうのでここでは割愛しますが、(私の理解で)最もシンプルに表現するなら、「光も影も両方あって、全体である」という考え方であると言えるかも知れません。つまり、私たちにはそれが「問題」に見えることであっても、「全体」から見ると何らかの意味がある、全体に取って必要な一部、「影」なのかも知れない、という見方です。

この「世界の捉え方」に触れたとき、私の心に真っ先に浮かんで来たのが、学校に適応できずに苦しんでいる子どもたちの姿でした。どんな子どもも、いや、どんな人たちも排除されることなく、その存在を存分に生きることができるような学校、あるいは社会。プロセス指向心理学はそんな世界が実現する可能性を私に見せてくれます。

これまでの「因果論的」アプローチに加えて、このようないわばホリスティックで「目的論的」なアプローチ(起きることには意味がある)がいま、世界には求められていると思うのです。


一人でも多くの人と、その可能性についてシェアしたい。

そんな思いから、少しずつでも自分の考えや取り組みについて書いて行こうと思います。



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